今回は、野球のヤジに焦点を当ててみます。
私は主に東京ドームや西武ドームに野球観戦をしに行くので、それほどヤジを聞いたことはありませんが、ちょっと興味はあります。
もちろん、ヤジに関しては賛否両論あるとは思いますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
野球のヤジ(プレーに関係あるもの)
・代打で出てきて全球見逃し三球三振した選手に対して「案山子か!」
・贔屓が打ちまくってる時、打たれまくってる投手にたいして、「諦めたらいけんどー」って言ってるおっちゃんがいた。
・梶谷今日もエラー頼むぞ~梶谷、お辞儀して返す
・川端が三振→代打妹!!
*ちなみに、ヤクルトスワローズの川端慎吾選手の妹は、元ソフトボールで現役女子野球選手の川端友紀選手。
・2軍戦で辻内に「たかのぶなんでそんなになったんだよ…」って呟いて人がいたな。昔からの友人だったのかな。
・外野で観戦中のファンが「ボール1個分外れとるわ!」
・9球粘った鳥谷選手に「4時まで粘れ〜」時刻は3時半
・「脇谷ーテレビ買うてくれー」
*これは私も覚えています。
甲子園球場での阪神対巨人戦で、打者のフライをグラブに当てて落とし、倒れ込みながら拾い上げた場面です。
この時の脇谷選手の発言が「捕りましたよ。自分の中ではスレスレのところでやってますから。VTR?テレビの映りが悪いんじゃないですか」といったところからですね。
巨人ファンの私も「これはどうなの?」と思いました。
・ヤジとは違うのですが、昔東京ドームで隣に居合わせた4、5歳位の子供さんが巨人の選手(誰だったか忘れました)がチャンスにポップフライで倒れたとき、「こんなんばっかや」とボソッと言い下を向いて溜め息をついていました。
・スカイマーク(当時)で渡辺俊介先発だった時に1塁側から「おい渡辺~!もっと早い球ほってーや~!」
・堂林が一歩も動けずにトンネルした時に「不動のレギュラーってのはそういうことじゃねぇんだよ!」
野球のヤジ(プレーに関係ないもの)
・ヤワラちゃんと結婚した当初、打席に入った谷佳知に対して阪神ファン「谷~お前選球眼ええのに女の選球眼はからっきしやの~」
・桧山出してくれやー→ほんまに出してどないすんねん
・川藤使わんか~い!→ほんまに出してどないすんねん
・花火上がってるの見てるやつにそんなん見んと素振りせぇ!って言ってるのはおった
・昔松井が「ええぞ松井!ところで阪神にはいつ来るんや!」ってヤジ飛ばされたって伝説あった
・近鉄応援団の若い女2人が「最近有藤さんって愛想悪くなったよね」「ねー」って普通の声で話してたら、守備中の有藤が「そんなことないよー」って笑顔で手を振ってきた
・「新井が悪いんや新井がー」尚、新井選手は全く関係ない
・昔甲子園で、デーブ大久保が巨人の捕手で試合に出場してた時、バックネット裏から、「ブタ・ブタ・大久保のブタ」と野次ってた阪神ファンの女性がいた。
しかもその女性、その女性もブタだった。
後にバラエティー番組(たぶんジャンクスポーツだったと思う)でデーブ大久保がその事を話してた。
デーブ大久保は、ブタ女にブタ呼ばわりされた事を激怒していた。
・阪急西宮スタジアムにて、西武石毛がベンチ横のボールボーイ席に座ってたら、阪急応援団長から
「石毛!どこ座っとるんや!俺とこ挨拶に来い」
石毛起立して脱帽し会釈する。球場内大爆笑と拍手
・西武対中日戦で、具志堅用高がバッターとして出てきたとき、「三塁に走れー!」
・甲子園の巨人戦でラッキー7の風船飛ばしの後に、ライトにいる長野に「長野ー!風船拾えー!!」
ちゃんと拾った
・甲子園の横浜戦でセンター荒波の足元にビニール袋。一部の集団がふっくろを拾え!あっらなみー!荒波が拾っていいぞ荒波コール
・QVCマリンで、投手交代のときに内野手が集まってるとき、レフトスタンドから「角中~、お前も内野に行って話し聞いてこい!」
・ブランコが中日の時の阪神-中日戦、「ブランコが居るなら滑り台も居るやろ」
私が印象に残ったものとは?
ここまで、様々な「ヤジ」のごく一部を紹介しました。最後に、私が野球観戦をしていて特に印象に残ったものを紹介します。
それは、2011年5月31日、西武ドームでの西武対巨人戦でのことです。
巨人の先発は当時ルーキーの沢村拓一投手でした。
沢村投手は、序盤にソロホームランを打たれてしまいました。
その後、ゼロ行進で試合は続きます。
6回だか7回だか、巨人の守備中に外野席から「長野~!ピッチャー助けてやれよ~!」という声が聞こえてきました。
当然、守備についていた長野選手にも聞こえたはずです。
そして終盤、先頭打者が降り逃げで出塁します。
次の打者は長野選手。そこで、長野選手は見事に逆転ツーランホームランを放ったのです!
結果、この試合は4-1で巨人が勝ち、沢村投手はプロ初の完投勝利を手にすることができました!
まとめ
「ヤジ」と聞くとなんとなくマイナスなイメージを持つ方もいると思います。
実際、私も興味はあるものの、そんなイメージは拭い切れません。
しかし、それも愛があるからこその一つの声援だと捉えることができれば、見方を変えられるかもしれません。
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